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採点ソフトを使って労力を減らす

採点ソフトという物の存在を聞いた事はないでしょうか。これはAI技術を使って、学校のテストを自動で採点してくれるというものです。元々マークシート式の場合は、機械で読み取ることを前提として採点がされていました。しかしマークシートは選択式にせざるを得ず、記入式のテストには使えないのは見て分かる事です。

最近登場した採点ソフトは、OCR機能で文字を読み取ってAIで判断し、人間と同じ精度を誇ります。ただし前提として、その答案ごとに一度答えを入力しなければならず、その部分は簡略化出来ないのを理解しておきましょう。未来の映画に出て来るしゃべるロボットとは違うため、教えた事を基準になぞる事しか出来ないのです。ただ、その機能だけでも採点ソフトは教師にとって嬉しいものである事は間違いありません。

教師の仕事というものは全国的に多忙を極めており、授業を教えるだけでなく生活指導から進路相談、部活があればそれもしなければなりません。忙しいからと言ってテストを減らすわけにも行かず、特に小学校は全ての授業を一人で教えるため、負担が大変な事になります。そこで少しでも楽になるように、採点ソフトを導入する学校が増えていると言います。実際に使ってみないとどのくらいしっかり採点出来るのか分からない部分もありますが、問題は文字の読み取り部分なのです。

採点ソフトを使うからと生徒に綺麗な字で書く様に伝えておけばいい訳で、生徒も点数のためなら頑張って綺麗に書くでしょう。

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